【地方税収】リーマン・ショック前を超え最高の40兆円
総務省は12日、2015年度の地方税収が前年度より2兆円増え、40.4兆円になる見込みだと発表しました。
これはリーマン・ショック前の07年度の39.5兆円を超え、過去最高となります。
(国税として納められ、地方自治体に配分される「地方法人特別譲与税」も含む。)
地方税収、「リーマン」前を超え最高の40兆円 (読売新聞) - Yahoo!ニュース
言及はされてはいませんが、これはふるさと納税も大きく関与しているとも私は考えています。
また、現在、都知事選に出ている増田氏が総務大臣在任時に(臨時的ではありますが)都税を地方に分配したということも大きく関係しているでしょう。
※ 参考資料
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【春闘】大手企業の賃上げ率は2.27% 3年連続で2%超も伸び率鈍化
ベースアップがあるだけ羨ましい… という人も多いのではないでしょうか。
経団連は6日、平成28年の春闘の妥結状況(118社回答)を発表しました。
その発表によると、大手企業での定期昇給と賃金水準全体を底上げするベースアップ(ベア)による月例賃金の引き上げは、額が7497円、率が2.27%となったとのことです。
26年、27年に続き、額で7千円、率で2%を超えたが、上昇率は過去2年に比べ、鈍化しているとも合わせて報告されています。
大手企業の賃上げ率は2・27% 3年連続で2%超も伸び率鈍化、経団連まとめ (産経新聞) - Yahoo!ニュース
この結果はあくまで大手企業を調査対象にした数字であり、調査対象に入っていない企業はベースアップなどはない、いや、ボーナスすらもないという企業もあるでしょう。
また、今回賃上げ率が伸び悩んだ要因は、中国経済の減速や円高の進行などで景気の先行き不透明感が増したことに加え、労組側もベア要求を減らしたことだとも分析されています。
ベアは景気や世の中の風潮にも大きく左右されることですから、今や大手企業とはいえど、給与が上がることを前提に考えることのほうがナンセンスなのかもしれませんね。
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【ブランド】三陽商会「バーバリー頼み」の高すぎた代償
あなたはバーバリーの商品を持っていますか?
バーバリーといえばチェック柄が思い浮かぶぐらいに有名ですし、私もハンカチ、ネクタイなど小物ではありますが沢山持っています。
昨年の5月に三陽商会はバーバリーの製造・国内販売ライセンスを失いましたが、その影響はとても大きく、それからわずか1年で、同社は希望退職の実施に追い込まれることになったと報じられています。
三陽商会、「バーバリー頼み」の高すぎた代償 (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
三陽商会は6月24日、全社員の2割弱にあたる約250名の希望退職を行うと発表しました。
10月中に募集を行い、12月31日を退職日とする予定だとのこと。
まさかそこまで追い込まれていたことに、私は正直予想外でした。
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【全国初】ニトリと大塚家具が同じフロアに出店
千葉県船橋市の大型ショッピングセンター「ビビット南船橋」に、大型家具店の「ニトリ」と「大塚家具」が同じフロアに向かい合う形で出店するそうです。
同じフロアに出店するのは全国初であり、消費者が買い回りしやすい環境を整えることで、ショッピングセンター全体の集客アップにつなげたい考えのもとに行われることのようです。
ニトリと大塚家具 全国初、同じフロアに ビビット南船橋 (千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース
これはいいマッチングになるのではないでしょうか?
ニトリと大塚家具では価格帯もちがうのでバッティングすることも少ないでしょうし、消費者にとってみれば価格が高く、頻繁に買うものではないものはやはり見比べてから購入したいというのが一番の欲求であり、それを満たすことが出来るのであれば願ったり適ったりだと言えるからです。
ニトリは同市初出店。約3600平方メートルの売り場で、手頃な価格帯の家具・雑貨など約8千点を扱う。7月15日に開店する。
一方の大塚家具は約4600平方メートルで、ソファやベッド、インテリア雑貨などを販売。本県からは2010年に撤退していたが、従来の会員制スタイルを一新して約6年ぶりに再出店する。9月にオープン予定だ。
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女性ファッション誌の不振 雑誌が書籍を下回る。価値を上げるには?
雑誌の売上が約32年ぶりに書籍を下回ることが書籍・雑誌の流通を担う日本出版販売から発表されました。
連結売上高は約6399億円で、前年に対し3.2%減。定期誌・ムックなど雑誌の売上は対前年9.9%減少の約2435億円となったと報じられています。
女性ファッション誌の不振が影響、雑誌の売上が約32年ぶりに書籍を下回る (Fashionsnap.com) - Yahoo!ニュース
特に売上が落ち込んでいる雑誌のなかでも女性ファッション誌が対前年11.8%減、ティーンズ誌が対前年7.7%減となり、業績に大きな影響を与えているとも報じられています。
今後、雑誌は「売れない時代」になっていくのでしょうか?
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