すぐにわかる!簡単に売上を上げるための魔法の三カ条
売上を上げることは、すべてのビジネスに従事している方々の使命といえます。
「どうすれば売上を上げることができるのか?」と、日々頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は売上を上げる方法は、決して複雑な仕組みではありません。
結論、その方法はたった3つに集約できます。
- 顧客の数を増やす
- 顧客の購入する商品の単価を増やす
- 顧客の購入する頻度(リピート率)を上げる
この売り上げを上げるための三つの方法は、全米でナンバー1のトップマーケティングコンサルタントである、「ジェイ・エイブラハム」が提唱したものです。
売上を上げることを目指す人々にとって、ぶれない指標となることは間違いありません。
本記事では、彼が提唱した売上を上げるための三カ条をひとつずつ紹介したうえで、簡単に売上を上げるための魔法の掛け算をお教えいたします。
売上を上げるための三カ条:その1 顧客の数(客数)を増やす
顧客の数は、商品を購入する人の数であり、お客様の総数を意味します。
お客様の総数を考えた時、
- 既存顧客数
- 新規顧客数
- 流出顧客数
の三つの要素が考えられます。
つまり、お客様の総数は「既存顧客数」と「新規顧客数」を足した数から「流出顧客数」を引いた数となります。
この式からも、顧客の数を増やすためには、いかに「新規顧客数」を増やし、「流出顧客数」を減らすかがポイントとなるかがわかります。
「新規顧客数」を増やす方法は、ネットによるマーケティングならば、広告によって新規顧客への窓口を増やしたり、SEO(検索エンジン最適化)を導入してサイト構造を見直して検索エンジンからの流入を増やす方法が考えられます。
「流出顧客数」を減らす方法は、サービスを充実させたり、手厚いフォローを行なうことが必須となります。
ネットによるマーケティングの場合は、サポート窓口を設置して顧客のフォローをいつでも行なえるようにするなどの工夫が必要となるでしょう。
売上を上げるための三カ条:その2 顧客の購入する商品の単価(客単価)を増やす
顧客の購入する商品の単価は、お客様一人あたまの平均購入額を算出すれば、導き出すことができます。
つまり、顧客単価は購入点数に一点あたりの購入単価をかければ良いということです。
顧客の購入する商品の単価を増やすためには、その商品の単価が上がっても納得がいくような付随のサービスを考える必要があります。
たとえば、商品を購入することで景品やオプションがついたりする特典を付与したり、商品の保証を充実させることで単価の上昇を担保する方法が考えられます。
売上を上げるための三カ条:その3 顧客の購入するリピート率(購入回数)を上げる
顧客の購入する頻度、つまりリピート率は、お客様が一定の期間内で商品を購入する回数のことです。
お客様のリピート率を上げるためには、商品に魅力を感じてもらい、何度も買いたいと思ってもらう必要があります。
そのためには、商品の質をしっかりと保つことはもちろんのこと、買えば買うほど得をするキャンペーンなどを行なうことも考えるべきでしょう。
たとえば「毎月商品を購入していただいた際には、商品の料金を20パーセントオフにする」といった割引や、「3回購入していただいた際には、1回分の商品をプレゼントする」といった商品贈呈などの方法があります。
簡単に売上を上げるための魔法の掛け算
売上は、これまでお伝えした三つの方法を掛け算することによって生まれます。
つまり、売上=顧客の数(客数)×顧客の購入する商品の単価(客単価)×顧客の購入するリピート率(購入回数)と表すことができます。
売上を上げるためには、これらの式の中の数字を上昇させていく必要がありますが、たとえば、顧客の数だけを突然2倍や3倍に上げるのは難しいですよね?
そこで、簡単に売上を上げるためにはどうすれば良いのかをお伝えします。
方法は簡単で、ひとつの項目だけの数字の目標値を上げるのではなく、すべての項目の数字の目標値を少しずつ上げることで、売上を上げることができます。
たとえば、各項目をたった1.2倍にするだけでも、売上は約1.7倍にまで増加します。
これは、売上を上げるための魔法の掛け算といえます。
ひとつひとつの項目の数字を一気に上げるのは難しいですが、客数、客単価、購入回数を徐々に上げることは不可能ではないはず。
このように考えることで、簡単に売上を上げる方法を見つけ出すことができるのです。
まとめ
「すぐにわかる!簡単に売上を上げるための魔法の三カ条」、いかがでしたか?
売上を上げようと考える時は、客数を増やすことばかりにこだわったりするのではなく、客数、客単価、購入回数を全体的に底上げすることが大切であることがおわかりいただけたかと思います。
この記事をぜひとも参考にしていただき、売上を上げる方法の仕組みを理解し、無理なく、多くの利益を上げてください。