【飲食】沖縄で熱い格安ステーキ商戦 締めの“一枚”
「お酒を飲んだ後の締めはラーメンに限る」と思っていた私ですが、沖縄での締めは「ステーキ」だそうです。
沖縄を代表する飲食店街の那覇市松山周辺では、ステーキ店の出店が相次いでいます。
全国テレビでの放映をきっかけに、お酒を飲んだ帰りにステーキを食べる習慣が地元客だけでなく、観光客にも広がり深夜帯もにぎわっているそうです。
200グラムのステーキを千円程度で提供する格安店の参入で、手軽に楽しむ客が増えています。
沖縄で熱い格安ステーキ商戦 締めの“一枚”観光客にも広がる (沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース
ラーメンもお酒を飲んだ後の締めとしてはそこそこ重い食事だと自覚はしているのですが、沖縄では更に重いステーキを食べるというのはとてもびっくりしました。
女性や海外の観光客にも人気あり
16日午後6時、那覇市松山のやっぱりステーキ2nd。仕事帰りのサラリーマンやOL、外国人観光客でにぎわい、外には行列ができる盛況ぶり。女友達3人で訪れた譜久村聡美さん(40)は「これからダンスの練習、パワーをつけたかった」と笑顔で話した。
やっぱりステーキは昨年2月、那覇市松山に1号店を開店。200グラムのステーキが千円で食べられ、スープ・サラダ・ご飯のおかわり自由といった割安感がうけ、売り上げは右肩上がりだ。現在、松山を中心に4店舗を展開している。
店内は1人用のカウンター席を設置。各テーブルにはソース10種が並び、ステーキのお代わりもできる。細やかなサービスが女性に人気で、女性客は全体の4割を占める。
格安かつおかわりが出来るのであれば、女性じゃなくて男性でも食欲を満たしたくて食べに行きたくなりますよね。
飲食店に限らず、店舗型の商売は「いかに女性を引き込むか」がカギでもありますので、そのための創意工夫は怠らないことが鉄則でもあります。
また、ステーキという肉を食べる文化は、どちらかというと日本よりも外国の文化でもあり、外国から観光客にとってはこのサービスはとてもありがたくもあるでしょう。
(私達日本人が外国に旅行して、日本食レストランがあったらやっぱり嬉しくなりますし、やはり食べ慣れたものを食べたくなるものですしね。)
観光客の集客に成功しているのは「理に適っている」からだと言えます。
運営会社のディーズプランニングの義元大蔵代表は「誰でも気軽にステーキを食べられる店をつくりたかった。新たな試みでステーキ業界を盛り上げたい」と意気込む。2年以内に10店舗を展開する計画だ。
ステーキ人気は松山にとどまらない。同市辻や国際通りなどに店がある1978年開店の老舗、ステーキハウス88の売り上げも好調だ。地元客に加え、最近は観光客も増えている。アジアからの外国人観光客は5年前の10倍に増えた。
新規参入も増えるこれからは難しくなる
しかし、これだけ盛況、右肩上がりで好調であるとなると新規参入も増えてくることは必然です。
(実際、新規参入が大幅に増えています。)
これはステーキなど飲食に限ったことではありませんが、全てにおいて限度、パイというものがあります。
これ以上伸びがないというところからが生き残りをかけた本当の勝負となり、いかに他社よりも多くの人を引き込むか、集客できるかの勝負となります。
そうなるとサービスの質、価格など内容が今まで以上に問われることとなり、お客様のニーズを満たせないお店は必然的に淘汰されていきます。
これは私達の仕事でも同じです。
好調のときは何も苦労せずとも人もお金も集まってくるものです。
むしろうまくいっているときに今後のことをしっかり考えてサービスの質向上させる
だけでなく、舵取りをしっかり考えることが肝要であると、私はこのニュースから再認識をいたしました。