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『TPP交渉』ワイン・鶏肉など段階的に関税撤廃へ

ワイン愛好家には朗報です。

 

環太平洋経済連携協定(TPP)交渉にて、日本が他国から輸入するワインや鶏肉などにかける関税を、一定の年数をかけて段階的に撤廃していく方向が固まったとニュースで報じられています。

 

ワイン・鶏肉、段階的に関税撤廃へ…TPP交渉 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

 

言葉通りに受け取れば、海外からのワインと鶏肉は関税が今までより安くなるということになりますが、日本のワイン農家、鶏肉の畜産農家は安価で輸入されてくるものとの戦いを強いられるということでもあります。

 

今までは関税がかかっていたからこそ競争出来ていた農家もあるでしょう。

 

また、今現在は対象が(大きいところで)ワインと鶏肉に留まっていますが、今後は牛肉、豚肉、お米などもいずれは関税撤廃の対象に入ることも考えられます。

 

間違いなく日本の食糧自給率が大幅に下がることになるでしょう。

 

今回のTPPについて

 日本は米ハワイ州で開催中のTPP首席交渉官会合と並行して、米国や豪州など農産物の輸出国と、2国間の関税協議を重ねている。

 これまでの協議で、日本はワインに対する関税を5~7年間で段階的にゼロにする方向で最終調整に入った。現在、価格の15%か、1リットル当たり125円のいずれか低い方を関税としてかけている。関税が撤廃されると販売価格の値下げが見込まれ、消費者にとっては特に価格の安いワインを買う際に恩恵が大きくなる。

 

ワイン・鶏肉、段階的に関税撤廃へ…TPP交渉 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

 

ワインの関税については、価格の15%か1リットル当たり125円のいずれか低い方となっているようですね。

 

記事にある通り、特に価格の安いワインを買う際に恩恵が大きくなります。

 

これまで薄利多売を行っていたところは、かなり厳しくなることが予想出来ます。

 

逆に、価格が高かったものについては、価格の安いものよりも下落率が低くなりますし、一定の額(しきい値)が高ければ高いほど影響は少ないものとなります。

 

ワインに限らず、こういうときほど商品やサービスの質が問われるものです。

 

何に価値を置くか、どんな価値を提供できるか

少しばかり営業の話と置き換えてみます。

 

安いということは、お客様にとってのメリットは「価格」が一番の魅力だということでしょう。

 

高いということは、お客様にとってのメリットは「質」が一番の魅力だということもあるでしょう。

(他に「おまけ(付加サービス)」があることも。)


サービスや商品を売るときに「何に価値を置くか、また、どんな価値を提供するか」をハッキリさせておくことは大切です。

 

なぜならメリットが明確であればあるほど、お客様が納得する可能性が高くなるからです。

 

極端なことを言えば「安い」ということはそれだけで理由になりますが、「質」はお客様がちゃんと納得できる理由を用意しておかねばなりません。

 

逆に、値段が高くても「質」がよいことをお客様がしっかり納得すれば、成約率は高くなるのです。

 


いくら言葉を尽くしても、値段しか見ない(価格だけで判断する)お客様もいるでしょう。

 

ですが営業の仕事というのは、ただモノやサービスを売るだけでなく、お客様のニーズを正確に読みとり、そのニーズを満たす価値を提供する用意があることをしっかりと説明することこそが、営業という仕事の一番の要点ではないかと私は考えるのです。