広告出稿するなら必見!顧客の心を射抜くバイラルな動画広告展開
本日はちょっと趣向を変え、マニアックな話をしてみたいと思います。
広告出稿を考えた時、インターネット販売を行なっているウェブマーケティング担当者の皆さまの一番の関心事は「どうすれば顧客の流入を増やすことができるのか?」ですよね。
ウェブマーケティングにはさまざまな広告出稿方法がありますが、今回の記事でご紹介したいのはバイラルな動画広告展開についてです。
近年の広告出稿のスタンダードな手法となりつつある動画広告。
動画広告を成功させるために重要なのは、顧客の心をつかむ魅力的なクリエイティブを用意することです。競合他社よりも魅力的な動画広告を打つことによって、顧客は広告に興味を持ち、サービスを利用してくれます。
さらに、サービスや動画広告のクリエイティブが気に入れば、顧客はSNSで拡散を始め、顧客自身が広告塔になってくれるのです。
今回の記事では、インターネット販売を行うウェブマーケティング担当者様の参考になるような、顧客の心を射抜くバイラルな動画広告成功事例を紹介します。
そもそも“バイラル”広告とは
ウィルスがどんどん広がっていくように、出稿後の広告が顧客によって勝手に拡散されていく広告展開を「バイラル広告」と呼びます。
これは、扱う商品・サービスのプロモーションのインパクトによって、話題性を集め、顧客の口コミ効果で広く伝播させる手法です。
動画広告は顧客の五感に訴えかける魅力的なクリエイティブが実現しやすい広告であるため、バイラル広告としての効果は非常に高いといえます。
では動画広告をどのように伝播させていくのかといいますと、具体的にはYouTubeなどの動画サイトへの広告出稿が考えられるでしょう。
バイラル広告のメリット
バイラル広告のメリットは、顧客の心を射抜くようなクリエイティブを用意することができれば、低コストで最大限の広告効果が望めることです。
顧客が勝手にSNSを通じて口コミで広めてくれるため、広告費は全くかかりません。
さらに、例えばテレビCMの場合は多額の費用がかかりますが、ウェブでの動画広告であれば、アイディアによっては低コストでの実施も可能です。
Youtubeなどの動画サイトへ広告出稿を行なうため、効果測定も簡単に行なうことができます。
ネットは世界中に広がっていますから、顧客の心を射抜くような動画広告によってバイラルな展開を実現できた場合、世界中の人々に波及する可能性もあるのです。
バイラルに展開した動画広告事例
メトロトレインズの動画広告「Dumb Ways to Die」
オーストラリアの鉄道会社であるメトロトレインズの動画広告「Dumb Ways to Die」は、爆発的なバイラル展開が成された事例です。
「Dumb Ways to Die」の意味は「かっこ悪すぎる死に方」。
鉄道会社の安全喚起をプロモーションするために作成されたこの動画広告は、2012年11月にリリースされ、Youtubeにアップされた直後、たった10日間でなんと2800万回も再生されました。
その後、この動画広告はカンヌで史上初の5冠を達成し、2015年現在では再生回数は1億回を超えています。
バイラル展開する動画広告をつくるために必要な要素5つ
「Dumb Ways to Die」を制作したメルボルンの広告代理店、McCann MelbourneのクリエイティブディレクターをするJohn Mescallさんは、バイラル展開する動画広告をつくるために必要な要素を、具体的に5つ挙げています。
- 暴力
- セックス
- 凄さ
- 面白おかしさ
- 可愛らしさ
「Dumb Ways to Die」はこれら5つのうちから、1. 暴力 + 4. 面白おかしさ + 5. 可愛らしさの組み合わせによって生まれた動画広告といえます。
このように、広くバイラルな展開をする動画広告をつくるためには、これら5つの要素をどのようにうまく組み合わせるかが肝です。
顧客の心を射抜くためのアイディアさえ絞れば、予算を無駄にかけることなく爆発的な伝播によってプロモーションを成功させることも夢ではありません。
まとめ
今回はちょっとむずかしいですが、ワクワクした話題でした。
顧客の心を射抜くバイラルな動画広告展開、いかがでしたか?
動画広告はこれからさらに、広告出稿のスタンダードとなっていくことが予想されます。競合他社よりも先に魅力的な動画広告を作ることによって、バイラルな広告展開を成功させてください。
顧客の心を射抜き、味方につけることで、SNSを通じたバイラルな広告展開は初めて実現します。
バイラルな広告展開を見据えたプロモーションすることが、これからのウェブマーケティング担当者の皆さまの使命といえるでしょう。
もちろんこれらはなかなか過激な指向の広告が多く、企業が導入するのは勇気が必要ですよね。
炎上やブランド損失のリスクはしっかり考慮して企画設計する必要があります。
「わかってはいるけど…」多くの企業様がそう思うかもしれません。ただ一歩踏み出すことも時には必要です。
でも、どうしても手堅く成果をあげるなら…
弊社媒体をご利用ください!